あおいうみ

茨城のキモヲタクが書く暇つぶし

あおいうみ

架空鉄道を作ろう!【第一回:路線の大まかな設定と歴史作り】

英語ができなくて困っています額田ですこんにちは

 

自分の思い通りに路線を敷いて車両を走らせることが出来る『架空鉄道』。私自身も大手私鉄がほとんど存在しない茨城に嫌気が刺して作成したりしてました。たしかぜろはち君の影響を受けて作りだしたと記憶しています、かれこれ2年前の話。それが下のリンク先

https://railway.chi-zu.net/56480.html

『水戸急行鉄道』茨城県水戸から路線を作り始めたからというだけの安直なネーミング。当時は「とりあえす千葉まで高速運転出来ればいいだろ!」と思い直線的な路線で地形を無視して路線を敷いてました。

 

 

しかし作成してから月日が経過してみると何かおかしいなと思うように、不自然な線形を直したり時代背景を意識して設定していくうちに4連休が溶けてました。おい

 

今回からしばらくは架空鉄道を作ろう!と題して我が架空鉄道『水戸急行鉄道』の設定および紹介をしていきたいと思います。自己満足でつくっているので飽きるまでしばらくお付き合い下さい。

 

世界線の設定

架空鉄道を作る上で世界の設定は重要。現実と同じにするのか?それとも少し変えるのか?これをやらなければ現実さとかけ離れることが大きいです

私の場合、初期は現実と変更をせずに路線を敷設していました。しかし伸ばしたら伸ばしたで京成線とおお被りして「これじゃあ京成電鉄茨城進出って言った方がいいじゃん!」と思っちゃったんですよ。なので京成電鉄を消しました。ついでに京成資本で動いてる東葉高速鉄道も消えてもらいます。これで千葉の高額鉄道が1個消えてみんなハッピーですね

さて、私の世界の京成グループを消滅させたのはいいもののここである問題が、それは新京成電鉄北総線の存在。消滅させてもいいのですが消滅させたら鉄道空白地帯が生まれてしまいます。と言うことで以下の設定になりました。

京成押上線北総線の一部

北総鉄道:押上~小室間で第一種鉄道事業者

千葉ニュータウン鉄道:変更なし

成田スカイアクセス線:現実同様成田高速鉄道アクセス成田空港高速鉄道第三種鉄道事業者として所有。運行は北総鉄道

新京成線軌間1067mmで敷設。新津田沼京成津田沼間は存在せず

北総線が東京都内に路線を持つことになりました、書いていませんが軌間標準軌1435mmで現実同様都営浅草線を経由して京急相互直通運転をやってます。京成がないので車両は銀1000の北総色とかでしょうか?

新京成は存在させます、ただし改軌がされてない設定なので狭軌の8800とかがいるみたいです…N800とか80000はしらね

 

②路線の大まかな設定

JRとの競合区間以外は鉄道敷設法別表一覧に沿って敷設しました。(ここ路線あったら便利だな~って思って敷設したら鉄道敷設法別表一覧に載ってたとかいえない)

 

第38号 「茨城県水戸ヨリ阿野沢ヲ経テ東野附近ニ至ル鉄道 及阿野沢ヨリ分岐シテ栃木県茂木ニ至ル鉄道

茨城線の区間が該当しています。茨城線は実際に存在していた路線なので特筆すべき点はないでしょう。

 

第39号ノ3 「茨城県鹿島ヨリ江戸崎ヲ経テ佐貫ニ至ル鉄道

ひたち野線が該当していますが実際にこの号は存在しないでっち上げです。のちに解説します。

 

第40号 「茨城県常陸大宮ヨリ太田ヲ経テ大甕ニ至ル鉄道

日立電鉄久慈川線の区間が該当しています。前者は実際に路線が存在(2005年廃止)、後者はバス路線がありましたが系統廃止になってます。

 

第43号「茨城県土浦ヨリ水海道、境、埼玉県久喜、鴻巣、坂戸ヲ経テ飯能ニ至ル鉄道 及水海道ヨリ分岐シテ佐貫ニ至ル鉄道 並境ヨリ分岐シテ古河ニ至ル鉄道

ひたち野線の一部が該当。元々は実際に存在した常南電気鉄道谷田部線の未成区間みたいなものだしあってもいいでしょ。それにしても土浦~水海道~久喜~鴻巣~坂戸~飯能とかやばいな

 

第44号 「茨城県土浦ヨリ江戸崎ニ至ル鉄道

こちらもひたち野線の一部が該当。実際にあったら単線非電化で特定地方交通線に指定されてそうですね。

 

それ以外は競合させるために作りました。

 

③会社の歴史

さて、自分の会社史を作っていきましょう。今回は鉄道に関する部分のみ制作していきます。

東急(大東急は例外として)や近鉄などの大手私鉄は多数の会社を合併して現在の姿になっている場合が多いのでそのような感じで会社史を制作します。まずは合併前の各企業がどんな路線を敷いて来たのか、それを考えます。

茨城県内には多数の会社が路線を保有していましたが、どれも廃線になっていたりしています。これらの企業にチート機能を与えて会社を存続させて見ましょう。結果として以下のようになりました。

f:id:Aoi_2201:20200728204349j:plain

まずは各会社について解説していきす

① 太田鉄道

現実に存在しており、水戸~上菅谷~常陸太田の路線(水郡線)を敷設しました。史実では経営難から水戸鉄道となり、国鉄に買収されて会社は解散しています。当世界線では国鉄に買収されなかった上菅谷~常陸太田の路線を保有しています。

 

② 水戸電気鉄道

現実に存在しており、柵町(水戸駅の数100m手前らへん)~奥ノ谷までの路線を敷設、しかし水戸駅に接続出来なかった点から電気鉄道を名乗っている癖に電化すらできずに数年で廃止。当世界線ではそんな存続の危機に立たされた時に陸軍水戸南飛行場への物資輸送の仕事が舞い込み経営を回復。さらに陸軍省の力を借り水戸駅への乗り入れを達成させ、戦後には当初の目的であった水戸~石岡間の路線を開業させています。

 

③ 常南電気鉄道

現実に存在しており、土浦~阿見までの路線を敷設、さらに土浦~水海道までの路線を敷設しようとしていました。史実ではバスとの競合に破れ廃業していますが、当世界線ではバスとの競合に打ち勝ち、竜ヶ崎まで路線を伸ばしています。

 

東葛鉄道

これは完全オリジナル、会社設立目的は京成電鉄同様成田山新勝寺への参拝客輸送で成田本線や千葉線、金町線を敷設しました。

 

茨城交通

戦時体制下の陸運統制令による交通統合に伴い、太田鉄道、水戸電気鉄道、湊鉄道、水浜電車、茨城鉄道を合併して誕生。史実は太田鉄道と水戸電気鉄道はこの頃には存在せず、3社で合併。今もバス事業を中心に今日も元気に営業しています。

 

⑥ 水戸急行鉄道

茨城交通の土浦進出と共に常南電気鉄道と合併して誕生しました。その後成田鉄道と合併。更に経営難に陥っていた筑波鉄道を吸収しました。

 

これらの情報を元に会社史として年表形式に表します。まずは黎明期から

f:id:Aoi_2201:20200727235218p:plain

この辺りは実際存在した企業はその史実に基づいて、東葛鉄道に関して京成が同じ経路を行く路線を敷設したタイミングで敷設させています。(なので鉄道免許状下付もそれっぽく作ってます)

特筆点はあまりないですが、1923年に金町線の延伸免許を申請させています。実際の京成金町線には延伸計画が存在しませんでしたがこれは主が「八潮通して谷塚まで運転させたら面白そう」として路線を敷いたから。それだけ

 

f:id:Aoi_2201:20200727235252p:plain

次いで発展期、最上部では史実と異なる異次元な行為が行われています。そもそも国鉄に路線を譲らない事って実際ほとんどないんですよ。だって路線売ったら一生働かずに食べていけるだけのお金が入るから。でもしょうがない、主が本線を敷くときに上菅谷から常陸太田間を水郡線の路線を使うことにしちゃったから。阿保

1947年には民鉄東北幹線計画とかいう意味不明な計画が、これはまた次回に回します。

48年には日立電鉄が鉄道免許を申請、久慈川線は日立電鉄の所有路線だったという設定にさせました。この路線を太田鉄道に敷かせると水郡線があるのにわざわざ競合するように常陸太田から常陸大宮までの路線を敷くという意味不明な事態になってしまい、これを回避するためだったりします。

戦後になり本線部分は延伸ラッシュ、今書きながら思ったのは戦後の不況時期によく延伸出来てるなと、戦後5年はインフレが進み、物価が上昇しているのでこの状況下で路線敷設は厳しいですね…あとで書き直します

 

1959年には成田鉄道と合併し、現在の水戸急行鉄道が爆誕GHQがあんだけ財閥解体を推し進めてきたのにこの時期の大企業化を許すのか知らんが

f:id:Aoi_2201:20200727235317p:plain

文字が小さくなってきましたがここからは数々の事業を始めていきます。

1961年には私鉄初の交流電化を達成、交直デッドセクションは技術的に厳しそうだったので水郷利根駅を黒磯駅っぽくしました。

70年代になると筑波研究学園都市千葉ニュータウンの造成工事が開始。ルート変更や免許を放置していた谷田部線の敷設へ動き出します。さらに鉄建公団からの路線譲渡、東西線との相互直通運転の開始なども、これらは次回へ

f:id:Aoi_2201:20200727235349p:plain

ここ数年の動き、バスネット導入やPASMOの導入もちゃんとやりました。

湊線の移管は史実通りに。なんでそこだけ史実通りにするねん

 

 

 

今回は路線大まかな設定と歴史を作りました。こういう創作活動をすると様々な事を同時に得ることが出来ますね、都市交通審議会とかこの創作活動で知ったし

次回は各路線の詳細設定と保安設備について制作していきます。

 

ありがとうございました

2020/7/30