みなさんは何も考えずに北に行きたいと思ったことはありませんか?私はありました。
この時の北というものはたがが知れており行って会津若松という結果でございました*1。それでも小旅行としては成り立っているものでありますがいやしょぼいですね。だってカメラ買いたくて貯金してたんだもん。
そして1年後
私はバスで北の果てを通過し
東の果てへやってきていたのでした。
今回からはその記事を書いていきたいと思います。
始まりは都市から
おはようございます。神田駅に私はいます。
この日は神田駅前の快活で寝ていました。
久しぶりに快活を利用しましたがまあまあといった感じですね。特に都市圏のビジネスホテルが高いエリアだったり、終電でやってきて翌朝始発で出るとかなら使う価値ありますが地方でナイト8時間料金になるように時間を潰してとなるのならあまり使う価値はないでしょう。
という小話を挟みつつ山手線で品川へ。UTLが動いていない時間だからか6時なのに結構混んでいます。重い荷物を降ろしてロングシートに腰掛けしばらくすると品川へ。
品川からは京浜=13連勤手取り14万痴情のもつれ10万円着服=急行電鉄の快特に乗って羽田空港を目指します。それなりに混んでいますね。そんなにみんな旅行するの?と思ったら私が乗る飛行機は満席だった気がします。
快特速いですね。30分掛からずに羽田空港に着いたと思います。羽田を使うのは前に北海道に行った時でしょうか?まだ小学生も低学年でしたよ。
ここで小学生の時に行った北海道の話を。読売旅行だかのツアーで私と祖父母で行きまして、なんだっけ?鉄道利用が多いツアーをわざわざ選んでくれたんですかね?今は無き旭山動物園号だったり富良野ノロッコ号だったりスーパー白鳥に乗ったりしました。行った場所?旭山動物園とか洞爺湖とか大沼とか函館朝市とか札幌ジャンプ台とかさっぽろテレビ塔とか白い恋人パークとか…。道央と道南が主で道北道東という地域には行っていないのですよ。だから今回行くんですけど
航空券を発券、今回もスカイマーク様にお世話になります。737-800位しか乗れないけどまあ一番安いし手荷物預かりがタダだからいいでしょう。
保安検査場を通過し朝飯を適当に購入。天むすとロースカツサンドのセットなのですが申し訳ないけどもう味を覚えていません。ただ空弁ってこんな感じか〜って味です。
737-800でした…
V1 回転
V2
とんだ〜〜!(voiced by CeVIO AI さとうささら)
この日はかの羽田新ルートで離陸。住民からは賛否両論ありますが乗ってる側からしたら東京の街並みが見えて楽しいですね。
晴れていたので眺めが素晴らしい。スカイマークは機内Wifiがないのでわかりませんでしたが何かの機と並走しています。
青森上空かと思ったらこれは室蘭上空でした。
あとオタクキモいな~って思いました。全部合ってるよ
上空待機をさせられたりなんだりで10分遅れで着陸。揺れが少なくてよかったです。あと主翼の隣だとフラップの動きが見えて面白いですね。私は好きですよ?
うわバス移動だよ
なんでバスなんですかね…?
名湯で心も体も
我儘はここまでにして新千歳空港駅へ移動。ここからは北海道フリーパスを利用していきます。使えればHOKKAIDO LOVE パスを利用したかったのですが発売が終了していたのと前日までに北海道で買わないといけないという条件が厳しい。てか別のオタクに頼んで買ってもらえば良かったんじゃね?そう今思いました。
北海道トップバッターは721系の快速エアポート。札幌方面へ向かいます。
が南千歳で乗り捨てます。
南千歳からは特急北斗へ。このフリーパスの効力「特急列車の自由席乗り放題」を存分活用していきます。北海道フリーパス、自由席乗り放題に加えて指定席が6回まで指定可能なのは破格とも言えます。赤字なんだからもっと値段上げても指定可能回数減らしてもいいのよ?でもこのフリーパスも北海道新幹線の札幌延伸で何か変わりそうな感じはします*2。
いやあしかし自由席は混んでいます。デッキに立つ人は居ますし荷物は大きい。よく見ると半数以上が外国人もしくは私含めた観光客の方です。ああそうか、道民は鉄道を利用しないのか。これが北海道の鉄道の現状でしょう。
なんとか座席を確保しまして、登別駅で降ります。タイトルでバレてますがこれから温泉に行きます。
乗り込むのは道南バス。ここに写っているバスじゃないのですが一瞬「草津線?」と思うような緑のバス。私を含めた日本人観光客数名と地元住民と大量の外国人観光客を乗せて満員御礼。北海道ではこんな混雑がしばらく続きます。特にキャリーケースが邪魔、あれは通路を塞ぎます。
そんな感じで一走りして登別温泉のバスターミナルへ到着。温泉を楽しむ前に腹ごしらえ。温泉街にはそれは海鮮丼屋からラーメン、そばと色々あるのですが「え〜海鮮丼〜?そのうち食べるでしょ?」ということで
ピザを食べました。
いやたかがピザだと思わないで下さい。生地はモチモチでチーズがクソうまい。初日の昼食から会計金額が2000円を超えていたのような気がしますがうまいのでどうでもいいです。
では温泉。1000円以上をかければ綺麗な風景を見ながら温泉に浸かることができるのですが流石にそんなお金はかけられないのでこちらです。
「さぎり湯」さんは浴場が地下にあるものの価格はリーズナブル。周りは1200円以上平気で取っているのに関わらずここは450円とその安さから地元民の利用も多いです。その代わり休憩室が有料だったりシャンプーやボディソープといったものが無かったり。でもお湯はピカイチ。お風呂から出てしばらくしても火照りが消えませんでした。あと独特の硫黄臭は3日目まで消えなかったかな?あの臭い結構好きなんですが…。
そんな火照りを冷やすために地獄谷を見学。支笏洞爺国立公園の一角を形成するこの地獄谷は、今から約1万年から始まった爆裂火口の後であり、ここから毎分3000Lもの温泉を湧き出しているとのこと。いやすげえや
地獄谷の周りは暖かく雪が溶け、また硫黄で黄色い湯の花が出来ています。暖かいね~。
色々写真を撮ったと思うのですが現像がめんどくさいので省略します。それでいいの?
自走客車でGO!
帰りもバスで。タクシーが高くて使いづらいだけなんですが。
やっぱり宿泊客が多いのでしょうか?帰りのバスはそこまで混みませんでした。それでも席が全部埋まっていたのですが。
さて登別駅。フリーパスでは特急が利用できるのですが…
あえてこちらを選択しました。
50系客車にエンジンを載せてできたキハ141系。一度乗ってみたかったのですよね。737系*3に置き換えられる前に乗車です。
キハ141系の注目ポイントとしてはここではないでしょうか?デッキ仕切り撤去後です。立客想定かE231系の6ドア車なんかで見られたポールがあるのも見どころ。
列車は日本一長い直線区間を爆走。元が強力エンジンを積んでいるだけあって加速も凄いです。あと椅子がフカフカです。
記憶がありませんでしたが気づいたら苫小牧まで来ていました。かなりデカい塗装剥げがありますね…。
こんな看板もありました。どうやらホッキ貝とホッケーをかけているようです。
苫小牧からは後続のすずらんで札幌へ。789系です。
道中では日ハムの新球場こと北海道ボールパークFヴィレッジも見えました。こんなに千歳線から近いのに駅できないんですね。JR北海道どんだけ金ないの?東だったら駅作ってたよ*4?
碁盤の目のメガロポリス
札幌に着きました。駅が大きい
まずはお夕飯。「だるま」さんでジンギスカンを頂きました。クソうまい、レモンサワーが進む。羊肉というとどうしても臭みが~と思う人がいますがこれは臭みが全くない。美味し過ぎてこのあと追加で肉1皿とご飯まで注文してしまいました。
食べたあとは街歩き。なんだかんだで札幌を象徴する場所といえばここじゃないですかね。
北海道庁がある通りではこんなライトアップイベントもやっていました。写真を撮っていたら多分中国人観光客でしょうか、「写真撮ってくれ」と言われたりしました。
逆側はこんな感じ。こんな目抜き通りも北海道らしいですね。
札幌駅まで戻ってきました。歩いてみても面白くないので今度は天から街を眺めてみようと思います。JRタワー展望台から夜景を眺めます。
おお、これは凄いですね。街を一望できます。
街だけではなくデンシャの俯瞰撮影もできるのがこの展望台の魅力。札幌駅に入線する電車を撮影。大倉山ジャンプ台や手稲にあるスキー場なんかも見えますね。
苗穂側も。車内の灯りが雪に反射するのがいいですね。
カフェラウンジもあります。これはスカイブルーのオリジナルカクテル。何が混ざってるのか忘れましたが贅沢な気分を味わえます。
え?青汁に見える?
あとはこれですかね?夜景をみながら用を足せます。解放感~~~~~~~~~
さて、下に降りまして電車を撮ります。
まずはキハ261系。幌付いたやつがかっこいい
いや幌付いてなくてもカッコいいな。
先程乗ってきたキハ141系。1日1往復、苗穂に回送するために札幌~苫小牧間を普通列車として走る運用があります。
そして…
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
キハ183系です。本来なら最初に撮ったキハ261系に被られるのですがこの日は石北線で鹿を轢いたために30分延着。新特急色も含めて見れてよかったです。
余韻そのままに快活へin。え?また快活なんですか?もう布団で寝たい…
次回予告
・あとx日で死ぬ路線~これじゃあみんな鉄道使わんよ~
・最北より
・代替路線も死ぬ運命!公共交通の行く末は?
以上の内容でお送りする予定です。気長にお待ちくださいしています。
ありがとうございました
2023/3/15