出典:フリー馬鹿事典「ウイキペディア(Wikpedia)」
額田レンズ倒壊破損事故(ぬかだれんずとうかいはそんじこ)とは2019年(令和元年)8月2日17時14分頃に千葉県船橋市の新京成線撮影地で起きた、機材破壊事故である。
画像提供依頼:破壊時の画像提供をお願いします。(2019年11月) |
額田レンズ倒壊破損事故 | ||
---|---|---|
破損したレンズ | ||
発生日 | 2019年(令和元年)8月2日 | |
発生時刻 | 17時14分頃(JST) | |
国 |
|
|
場所 | 千葉県船橋市前原西8丁目付近 | |
座標 |
北緯35度42分 東経140度1分 |
|
路線 | 新京成線 | |
所有者 | 額田 | |
事故種類 | 倒壊 | |
原因 | 三脚の不安定な設置 | |
統計 | ||
同業者数 | 4人(自分含め) | |
死者 | 0人 | |
負傷者 | 0人 | |
その他の損害 | レンズ買替費用(1万5000円) |
目次 [非表示]
概要
三脚に付けていたカメラごと倒されカメラに接続されていたレンズ(OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-F5.6)のズーム部分が破損しズーム出来ない状態となった*1。破損当時はAFが動作したが、後に自力で直そうと自身で分解を試みたため更なる破損を招き、AFが動作しなくなり、お荷物と化した*2。事故調査委員会が発足し、事故調査が行われた。
事故原因
事故当時、船橋市では南西からの風が吹いており、事故時間帯では最大瞬間風速8.5m/sを記録している。これは気象庁風力階級で風力5に当たる値であり、急な突風が事故原因だと推測された。しかし、同じように三脚を使用して撮影した撮影者は同じような突風を浴びたのに三脚ごと倒れるという事故が発生しておらず*3、事故調査委員会は突風が原因とは断定できないという結果を出した。
その後の調査と現場検証によって、自身が三脚の高さを確保するためにわざと足を少し閉じた状態で使用していたことが挙げられている。本人は三脚の高さを少しでも稼ぐために普段から足を少し閉じた状態で使用しており、この事故以前に2度三脚ごとカメラを倒す事故が発生している。このことから事故の最終報告では
- 三脚を安全に立たせる為に必要な動作を行っていなかった
- 使用者が安全確認を行っていなかった
の2点が主に事故原因となった。また事故調査委員会は、自ら分解修理を行ったことも言及し、「到底許されるべき行為ではないと思う」と報告書に書き残している。
事故後の影響
事故発生直後、額田と撮影地で一緒した村雨が近くの『カメラのキタムラ 船橋・薬円台店』を訪れ、修理依頼をしている。しかし、個体の修理費が中古購入費を上回ると試算された為、修理依頼を取り下げている。
帰宅後、額田は親に土下座した上、自腹で同じレンズを楽天市場で落札し*4、現在も使用している。
事故後、「機材使用安全チェックリスト」が作成された。
報道
以下のツイートが本人よりされている*5
関連・参考文献
- 気象庁|過去の気象データ検索 気象庁ホームページ
- 新京成電鉄株式会社
関連
外部リンク