前回のあらすじ
YOASOBI
まずは無料送迎バスを利用して小倉駅へ。東京九州フェリーは小倉駅まで無料で送迎してくれるのでうれしいですね。
お前は西鉄バスなのかどっちなんだよ。
で、このまま寝てもいいのですが勿体無いじゃないですか?なので
入場券を購入。このまま駅で遊ぼうと思います。
やばい、白電がかっこよすぎる。まじでかっこいい、抜ける。
スナップもやってみました。番線だったり九州特有の発車寸前まで前照灯を点灯しないという悪質行為に翻弄されましたがとてもあっという間の2時間でした。汗だくです。さっさとシャワーを浴びて寝ます。
ちなみに宿は快活クラブ 小倉鍛冶町店でした。なんで?安いから
限界旅行というとネカフェが一番安いだろうと思いますがそれは宿が定まっていないとか、そういう時だけ。旅行を始めるにあたって「ここに泊まる!」ということが定まっていれば絶対に宿を予約した方が安いです。広いです、快適です。私は別に快活の狭いフラットシートでも寝れますが人によっては寝れないらしいですし。それよりも冷房が効きすぎて寒いのなんとかしろよ。鍵付き個室で通気口でコントロールできるのですがそれでも寒かったです。
翻弄と多動
おはようございます。只今の時刻は6時を少し過ぎたころです。
さて、本日は撮り鉄。まずは小倉駅で18きっぷに印を押してもらいまして~~~~~
駅員「本日各線で遅れが出ていますが大丈夫でしょうか?」
はい???????????????????????????????????
この日は福岡近辺にて明朝から大雨となり、鹿児島本線や福北ゆたか線、日田彦山線などで雨量規制が実施。始発から運転を見合わせる事態となりました。その影響で博多方面から電車が来ない事態に。駅では
「列車の遅れをお知らせします。7時 14分 発 特急 ソニック 1号 大分行は 約 30分 遅れて運転しています。遅れは、変わることがありますので…」
の放送がけたたましく流れています。正直うるさい
撮影地で来ない電車を待っていても仕方がないので
朝ごはんを食べました。かしわというと天ぷらを思い浮かべたのですがどうやらこの甘辛く煮た鶏肉のことをかしわというらしいです。いやこれ肉うどんじゃねえの?俺はかしわ天が乗っかって出てくると思ったけど。
こんな感じでダラダラ小倉で時間を潰していたのですが「お前本当だったら何するつもりだったの?」お伝えします。
本来であれば折尾~陣原間の撮影地で朝の415系運用2824Mを撮影する予定でした。だから時間を潰していたんですね。しかしここで気づきます。
「なんか小倉に7時台に着く415系の8連運用があるんだけど…」
こいつは博多を6時に出てくる128M。陣原に7時半に着くので小倉でうどんを食わずにさっさと撮影地に行っていれば8連運用を2回撮影できたことになります。な~にやってんだか。下調べをしない私が悪いのですがこの界隈には定期的にサンライズに乗り遅れる、夜行バスを逃す*1、撮影地にレンズを置いてくる、下り列車を熱海で降りるはずが真鶴で寝て湯河原上り線で起きる*2。そんなことが頻発している界隈です。私が運用表一つ見落として位で「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwお前wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」になりません。多分
さて、128Mを逃した私が何をしたのかというと
128Mに乗りました
まじで何???????????????どうやら「あ~~~415系で門司港行くか」という考えに至ったそうです。いやだったら日中の折尾シャトルで門司港行けよ。
ということで門司港に着きました。
駅舎が立派ですね~これだけを見に来たといってもいいでしょう。
駅の近くから関門橋が見えました。いいですね~
駅舎を見たのでさっさと折り返していきます。乗り込んだのは8時21分発の快速南福岡行、既に発車時刻を10分過ぎていますが未だに動き出す気配がありません。単線じゃないので対向列車待ちなんぞする必要がないはずなのですが一体何をやっているのでしょうか?
動き出しましたが今から撮影地に行ったんじゃ2824Mは撮れません。じゃあどうするのか
こうなりました。
黒崎駅。「なんか望遠伸ばせばいけるんじゃね?」と無理やりやりました。面デカですがもう知りません。撮れただけいいでしょう。撮れなかったよりマシです。
それともう一個。なんか日鉄チキが見れました。貨物加点で収穫0点といった形でしょうか?
もう一度移動します。今度は九州工大前~西小倉間の撮影地へ。この時間から行けば12時台には折尾シャトルの2運用を撮影でき「じゃあ~焼きカレーでも食うか!」となりますが反対ホームでは「10時18分発、普通列車 折尾行は、運休となります*3」とかいう腰抜かしたことを言っているのでコンビニでご飯を買い込んで撮影地へ。
うん、まあ
再び移動していきます。今度は千鳥へ。寝過ごしそうになりましたがちゃんと起きられました。
811系の更新車ってかっこいい?
未更新車もきました。外観に古さを感じさせないのがいいですね。内装はボロだったけど。あ~811系で12連組んでほしいな~
日曜日だったのでこの旅行で乗る予定だった列車がきました。黒だと色出しがめんどくさい。
813系のバスLEDって色々言われがちですが私は「まあ…いいんじゃね?面白くて」になっています。でもデカいのに行先表示だけなのはダメ。せめて種別も出せよ
9連って長くてかっこいいですよね
お目当てだった1091レは30分遅れてやってきた上に被られました。なんかEH500がくっついて面白かったのになあ?なんでなん?
この後は147M(415系8連)が来るのですが疲れたのでホテルに向かいます。
中洲にて
博多です。
めちゃくちゃ人が多いです。
まずは地下鉄で中洲川端へ。福岡市民曰く「空港線に乗れば天神にも中州にも博多にも空港にも行ける」ということなのですが本当にその通りで「空港線に乗ればまあ困ることはない」そんな感じでした。運賃?まあ名市交も仙台も札幌も初乗り210円だったから…。どこの公営地下鉄も初乗り運賃なんて210円位だろうと私は思います。高くないでしょ
本日、というより今日明日の宿です。外観の写真がありませんが「エクスペリアホテル福岡中州」というホテルに宿泊させていただきました。早速荷物を置きに客室へ
え?
広くね?
確かにダブルベッドって聞いてたよ?でも広くね?そして私の後ろには洗面台とシャワールームとトイレがあります。そうです、シャワーとトイレ別です。その代わり浴槽ないけど…まあいいんじゃね?夏だし。あとこのホテル、出来て1年しか経っていません。インバウンド需要を見越して建てたのでしょうけど…。うん、可哀想としか言えない。
夜ご飯です。「折角だし~屋台飯したいよね~」
しました。
屋台飯ってなんでもおいしく感じちゃうんですよね、高いけど。領収書が出ないのでこれはもういくらしたのかわかりません!5000円札出して3000円戻ってきたかな~そんな感じだと思います。でも屋台のラーメンはうまいです
なんかもう一店行きたいな~
行きました
上は明太子を大葉で巻いた天ぷら、下は糸島で水揚げされたタコの炙りだったと思います。旨い!酒飲みたい!!!!けど正直高いです。これ2つで1800円です。観光地価格…そう割り切ればいいんじゃないでしょうか。
あとはホテルに戻りシャワーを浴びてコインランドリーで洗濯をして、オタクと通話しながらリコリコ観て寝ました。
うみとさかのまち
おはようございます。多分7時を過ぎたとかそのくらいです。
昨日「地下鉄の初乗りなんてそんなもの」と言ったじゃないですか?確かにどこの公営地下鉄も初乗り運賃は210円です、そしてまた市営バスも市内均一運賃で210円とかそこら。名古屋ではバスに乗ったので覚えているのですがバスは均一210円でした。
しかし福岡は違います。地下は福岡市が、地上は西鉄バスがもうそれは1分に2台とかもう訳が分からない位の本数で福岡全域を支配しているのです。そんなホテル目の前の通りのバス停から博多駅バスターミナルまで運賃は150円です*4。ICならもう少し安いです。これを踏まえて地下鉄かバス、どっちを使いますか?
バスに決まっています。西鉄バス様々です
それでは本日の予定ですが
長崎に行きます
だってさ、新幹線開通前に在来線特急で長崎行きたいじゃん?
白いかもめで進みます。これが速い速い。振り子って正義だわ、そう思いました。
はやーい!と思ったら122km、ところによっては130km出ていました。なんだおまえ常磐線特急か!?
そんなクソ速いスピードも肥前山口まで。単線や海沿いのカーブ連続区間という制約の元速度を緩めて進みます。それでも速いと感じます。振り子制御恐ろしい
それでおいて風光明媚なこの路線。生憎曇っていて普賢岳を眺めることはできませんでしたが穏やかな有明海を眺めることができました。
お弁当?という気分だったのでおにぎり2つで妥協。前は炙りかしわ飯で鶏は香ばしい香りが口に広がります。奥はなんだか忘れましたが確か牛しぐれ煮だったと思います。乗車レポでも見たのですがこのテーブルちっちゃいですね。おにぎり2つとカメラを置いたらいっぱいいっぱいのテーブル、なんでこれでGOサインが出たのか、意味がわかりません。これでお弁当とペットボトル置けますか?置けないよな?
諫早を過ぎ、途中新線区間は全部寝てましたが浦上で起きて無事に長崎に着きました。
なんかみんな撮っていました。
観光します。がまずは路面電車の1日乗車券を購入。どうやら電車内なら買うことができず「電停近くに案内所あるでしょ」と思っていたらそんなものなし。じゃあどこで売っているのかとホームページを確認したらどうやら駅構内の観光案内所で発売しているそう。しかしこれが駅構内に入ると案内図が途端に消えます。いやまじです。駅に入るまでは「↑観光案内所」という案内があるんですよ?それが駅に入ったら途端に知らん顔されます。10分そこら「え???????どこにあるの???????」という風にさまよっていました。結果改札の横に存在していたのですが作りを見て察しました。
「ああ、プレハブじゃん」
新幹線が開業したら駅構内のちゃんとした場所にできるのか、それとも旧駅舎があった場所に新しくできるのか、わかりませんがどうやら今の案内所は仮設なようです。仮設だったら駅の案内表示なんてなくても仕方がないでしょう。でもさ、立て看板位置いとけよ。改札出てみんな右向け右しないだろ。
ロスタイムとはなりましたが無事に1日乗車券は買えました。路面電車で行きましょう
あああああああああああああああああああお前も水戸岡デザインかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
まずは大浦天主堂へ。美しいステンドグラスとか撮れれば~と期待して入ったのですがそのほとんどが撮影禁止ということでカメラをしまって鑑賞。正直本堂は「へぇ~こんな感じか~見るものねえな~」といった感じでしたが付属の資料館はとても濃い内容。建物の歴史だけでなく近世どのようにキリスト教が伝播して長崎一体に広まったのか、潜伏キリシタンの信仰や処罰といった現史では負の側面が強いもの、解禁後の流れといった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の歴史を簡単に網羅することができました。
続きましてお隣へ
グラバー園です。こちらは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」ではなく「明治日本の産業革命遺産」を構成するものであり、別々な2つの世界遺産が隣接しているのは日本ではここだけではないでしょうか?
早速入っていきましょう。ここでは写真がメインです
ひっろ~~~~~い!!!!!
対岸は三菱重工業長崎造船所。近代以降長崎がどのように発展してきたのか、その面影を感じることができる場所です。
こいつも世界遺産に構成される日本で初めて設置されたカンチレバークレーンなのですが設置から100年経っているのに未だ現役というところが驚くべきところですね。
どの住宅もそうですが目の前が海!というのはいいですよね。
木々に囲まれて唐突に出てきたのが旧オルト住宅。「ジブリ作品で出てきそう」そんなことも思いました。
この噴水が良い感じ。後から設置されたものなのかなと~と考え絶賛Wikiを見ていますが「住宅前にある噴水1基も住宅と同時期のものである」だそう。
これが旧グラバー住宅。改修工事が終わってまもないということで建物がとてもピカピカです。内装も素敵。しかし写真を撮るにはどうも上手くいかず外観だけしかシャッターを切ってなかったようでこれ以外に写真なし。私が動画クリエイターなら建物の外周を撮ったあとで廊下を進み、燭台や大食堂などを歩きながら映しても画になるのですが写真だとどうもそう上手くいかない。いややろうとすれば上手く撮れたかもしれない。
お昼ですが折角なのでちゃんぽんでも食べようと考えました。インターネットで調べたところ「四海樓」というお店が長崎ちゃんぽん発祥らしいのですが知った時には電車は大浦海岸通電停を過ぎており戻るのはめんどくさい。じゃあ中華街にいけば何かあるのでは?
新地中華街へやってきました。
この辺りの中華料理店なんぞどこでもちゃんぽんや皿うどんを出しているのですが逆にそれが困る原因に。どこで食べようか…と歩いていきます。ぶっちゃけどこでもいいのですが適当に店を見つけてGoogleマップで評価が高い店に入ることにしました。
「老李」というお店に入りました。生カラスミちゃんぽんがおいしいらしいのですが「カラスミって何?*5」という貧乏舌を発揮したためによくわかりませんでした。具だくさんで満足できたのでヨシ!
おなかを満たした後はめがね橋へ。ここも有名観光地です。
立派です。出来たのが1634年らしいのですがいやなんでそんな古いものが残ってるの…。
昔の日本の建築物は「とりあえずクソ頑丈に作る」。理由としては建築技術が未発達でどこまで頑丈に作れば災害に耐えられるかが分からなかったから、そう聞きます*6。それは戦前期まで続き北朝鮮では未だに日本統治時代に作られたインフラを未だに使っている…。それに比べれば今のインフラはなんなんですかね?激甚災害の度に流される橋梁…予算がない?それはそう。
暑いのでアイスを食べました。こちらはちりんちりんアイス。形が美しい…味はロッテの「爽 バニラ味」氷菓*7に分類されますね。
あとは路面電車を撮って時間を潰していました。時間が余っているなら出島にでも行けばよかったのでしょうが出島に行ってしまうと資料館で2時間近く過ごしてしまいそうだったのでまた別の機会に…。皿うどんも食べてないし次へのお楽しみです。
それにしても見た感じ古そうな車両が活躍しています。調べてみたところ一番上の211号車は1951年製で70年選手のようです。なんだお前!?
ちょこっとおみやげを購入して長崎を後にします。ありがとう…本当にありがとう…。また次の機会に…
???「やあ」
次回予告
・415系で進む!長崎本線
・大宰府天満宮に行く
・「水カツ」をさがして
ありがとうございました
2022/9/1